宝石のように美しく、お酒にも合うように作られたこだわりのスイーツ。その発想はどこから湧いてくるのか?「パティスリー ラ シーム」オーナーにお菓子についてや作るときにイメージしていることなどを聞いてみた。
店内に並ぶのは大人なスイーツ
宮崎市恒久に2021年オープンした「パティスリー ラ シーム」。

中田雅子リポーター:
ケーキ屋さんなのですが、宝石店のような高級感あふれるお店です!
宝石のような美しいケーキ。その発想はどこから湧いてくるのか?オーナーの飯盛こずえさんに聞いた。

パティスリー ラ シーム 飯盛こずえさん:
お花屋さんによく出掛けてお花を見ることが多いんですけど、お花の生け方や色の持っていき方、立体的な飾り方などを見て、ケーキをイメージします
「お菓子で多くの人を感動させたい」と語る飯盛さんは、契約農家のフルーツを使うなど、素材にもこだわっている。

人気商品はブルーチーズケーキ。
パティスリー ラ シーム 飯盛こずえさん:
デンマーク産のクリームチーズを使って、その中にイタリアから仕入れているゴルゴンゾーラを練りこんだニューヨークタイプのチーズケーキになります

添えられている蜂蜜をかけて食べてみると…。
中田雅子リポーター:
ん~!チーズの塩気と蜂蜜の甘み、それからサクサクとした食感と、チーズのクリーミーな口溶けと、色んな味と食感が味わえます!

もう一つの看板商品が、ノワールプロフォン。
美しいコーティングは、飯盛さんの手の感覚で生み出される、いわば職人の技だ。中には、ゼラチンを使わずチョコレートだけで固めたムースが…。

中田雅子リポーター:
秋が深まるにつれてチョコレートがおいしくなるんですよね~…いただきます!綿のようにふわっと広がって、す~っと消えていきます。チョコレートの味が深い!

午後1時頃に焼きあがるのは、フランス・ボルドー地方の伝統菓子、カヌレ。外はカリッと、中はトロリ。ラム酒が効いた芳醇な味わいだ。

パティスリー ラ シーム 飯盛こずえさん:
皆さんの大切な記念日や「今週お仕事がんばった」など、日常に寄り添えるようなケーキを作っていけたらいいなと思っております
オーナーの思いが凝縮されたケーキの数々。もうひとがんばりしたい時にいかが?
【パティスリー ラ シーム】
宮崎市恒久752-17
TEL:0985-54-2337
午前11時~午後7時
月曜日定休
インスタグラムあり
(テレビ宮崎)