国連の安全保障理事会は6日ウクライナ問題について議論を行った。

ロシアがウクライナのインフラ施設を攻撃し、真冬にも関わらず市民に電力が行き届いていないことについて、フランスの国連大使は「ロシアは冬を武器にしている」と述べロシアを非難した。

さらにアメリカの代表も「プーチン氏は人々を凍えさせることにより、ウクライナの意思を打ち砕こうとしている」と批判した。

一方、ロシアの国連大使は「西側諸国からウクライナに提供される武器が、テロリストにわたっている」などと主張し議論は再び非難の応酬に終始した。

こうした中、ウクライナの大使は「5日にはインフラ施設を標的にしたミサイル攻撃が70発あったが、このうち60発近くを迎撃することができた」とし、防空強化が図られていることを明らかにした。

国際取材部
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