東京都立大学で男性が首を切り付けられた事件で、切り付けられたのは社会学者で大学教授の宮台真司さんであることが分かりました。

きょう午後4時半前、東京・八王子市の東京都立大の南大沢キャンパスで、「男性が顔を切られた」と目撃者の男性から110番通報がありました。

切りつけられたのは東京都立大教授の宮台真司さんで、キャンパス内の路上にいたところを待ち伏せしていたとみられる男に刃物のようなもので首を切られ、病院に搬送されましたが命に別条はないということです。

宮台さんは東京都立大学・人文社会学部の教授で、サブカルチャーや日本近代化、戦前、戦後の思想など幅広い研究を行う論客として知られています。

男は現在も逃走していて、警視庁が行方を追っています。

警察による現場検証が行われていた
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社会部
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