15日から行われるG20サミットに出席するため、インドネシア・バリ島に到着したロシアのラブロフ外相が、病院に搬送されていたことが分かった。

インドネシアの政府関係者や医療関係者によると、ラブロフ外相は、13日、バリ島に到着した後に心臓の不調を訴え、14日、島内の病院で検査を受けた。経過観察のあと、病院を後にしたという。

一方、ロシア外務省のザハロワ報道官は、フェイクニュースだと否定し、ラブロフ外相がTシャツ姿でリラックスしている姿の動画を公開した。
ラブロフ外相は動画の中で、予定通り会議に参加すると明らかにした上で「欧米のジャーナリストはもっと正直であってほしい」と揶揄した。