愛知県の火葬場で驚きの行為が明らかになった。
ペットを火葬する際、一緒にごみも燃やしていたというのだ。
発覚のきっかけは、SNSへの書き込みだった。

動物火葬の際 ゴミを一緒に燃やしている
(SNSの書き込みより一部抜粋)

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こちらは、ペット用の火葬場。この中にある「動物炉」で、従業員がペットの亡きがらと、ごみを一緒に燃やしていたという。

弁当の空き箱やペットボトルと…10年以上前から

問題が発覚したのは、愛知・犬山市の火葬場「尾張北部聖苑」。

ペットを火葬する際に、委託先の火葬業者の従業員らが、コンビニ弁当の空き箱やペットボトルなどのごみを一緒に燃やしていたと、運営する愛北広域事務組合が発表した。

組合によると、火葬を担当していたのは、委託業者の従業員6人。問題の行為は、少なくとも10年以上前から続いていたという。

愛北広域事務組合の課長:
運営は組合がして、火葬の業務を委託していると。まさか、そのような対応がされていたとは思いもよらなかったということで。ペットの飼い主様に対しては、心よりおわび申し上げます

「許せない」利用者は憤り

この施設でペットの火葬をしたことのある人は、憤りを口にした。

ペットを火葬した人:
いま知って…ペットに対して、悪いことしちゃったなっていうね。ちょっと許せないですよね

ペットを火葬した人:
ロンちゃん(ペットの名前)、火葬場に連れて行ったもん。ショック…そんな…可愛がってたのに

現場の管理者は火葬業者の聞き取りに対し、問題の行為が「日常的になっていた」と答えていて、認識不足だったことを認めているという。

(「イット!」11月10日放送より)