東大阪市で「HANAZONO EXPO」が開催された。ラグビーの聖地「花園ラグビー場」がある公園を万博会場に見立て、100以上の企業などのブースが並ぶ。最先端のデジタル技術に触れられるイベントを、記者が体験してきた。

会場には空飛ぶクルマも!

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3年後に控えた大阪・関西万博を盛り上げるために開かれた「HANAZONO EXPO」。

会場には、万博の目玉となる「空飛ぶクルマ」も用意されていて、実際に乗ることができる。まだ人を乗せての飛行はかないませんが、3年後には実用化を目指している空飛ぶクルマ。関西テレビの沖田菜緒記者が乗ってみた。

沖田菜緒記者:
前にタブレットがついているんですよ。運転する感じじゃなさそう。タブレットで操作する感じ

また、体重移動だけで簡単に進路変更ができる電動パーソナルモビリティ「PUFFIN」も登場。

慎重派の沖田記者がおそるおそる体験したところ、後ろにひっくり返りそうになるハプニングが…。へっぴり腰になったため、重心が後ろに傾いてしまったようだ。

でも、5分足らずで乗れるようになった。スムーズに曲がるにはもう少し慣れが必要だが、3年後の万博では、もっと進化した乗り物で会場内を移動しているかもしれない。

続いて体験するのは、仮想の現実が見える「VRゴーグル」を使って、まるで本物のバンジージャンプを体験できるという「VRバンジー」。

スタッフ:
東京都庁のビルの屋上バンジー場にワープしましょう

沖田菜緒記者:
無理、無理です!

「VRだし怖くないでしょ」と思って挑んだ沖田記者。高さ243メートルのジャンプ台の先端へ。スタッフの「3、2、1バンジー」のかけ声とともに、絶叫が響き渡ります。

沖田菜緒記者:
やばいやばいやばい…ほんまにやばいです。ほんまにやばい、ほんまにやばい、ほんまにやばい

「分かりやすくリポートをしないと」とスタッフに注意を受ける沖田記者。相当の臨場感だったようだ。

ラストは「スマートフェンシング」。軟らかい剣と電気が流れるジャケットを使って、フェンシングの疑似体験ができるというものだ。

対戦相手は全日本選手権で3位、東京オリンピックでは審判も務めた天利哲也(あまりてつや)さん。

剣の先が当たると点が入り、1分間に3ポイント先取した方が勝ちとなる。いざ、勝負!

なんと、開始9秒で沖田記者が1ポイントを先取した。まぐれかと思いきや、まさかの2ポイント目もゲット。

実は沖田記者、大学時代に全国大会で優勝した腕前を持つ経験者で、特技は「鉄壁の防御」。本気モードになった天利さんも、反撃で1ポイントを取り返す。

一進一退の攻防が続き、結果は沖田記者の勝利。仕事を忘れて夢中になったようだ。

最新の技術の完成度は相当だった、実用化の日は近そうだ。

(関西テレビ「報道ランナー」2022年11月4日放送)

関西テレビ
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