上皇后美智子さまは10月20日、米寿となる88歳の誕生日を迎えられた。

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美智子さまの胸元に光るブローチは、当時皇太子だった上皇さまから婚約発表の日に贈られた思い出の品だという。

ともに「米寿」となった上皇ご夫妻。

美智子さまは今年4月に移り住んだ仙洞御所で、季節の移ろいを楽しみながら毎日ご散策されているという。

また、小学校時代の国語の教科書を上皇さまと毎朝一緒に音読し、きめ細やかに上皇さまを支えられている。

宮内庁によると右ふくらはぎにできた血栓が8月、深部静脈血栓症（末梢型）と診断された。美智子さまは水分をこまめに摂取し、適度な運動を心がけられているという。

9月には、深い親交があったイギリスのエリザベス女王が亡くなり、上皇さまと共に深い哀悼の意を示された。

誕生日の行事は4年ぶり

天皇皇后両陛下は20日午前、美智子さまへの誕生日のあいさつのため仙洞御所へ向かわれた。

仙洞御所では、感染対策に配慮した上で4年ぶりに誕生日の行事が行われ、上皇ご夫妻は両陛下と秋篠宮ご夫妻の6人で1時間近く和やかに歓談された。

夜は、上皇さまとお二人でお祝いの夕食を召し上がるという。

（「イット！」10月20日放送より）