福井県若狭町に2022年4月にオープンした「BRIDAL LAND WAKASA」は、日本を代表するブライダルファッションデザイナー・桂由美さんの名作ドレスを集めた日本唯一のミュージアムだ。ここでは、ブライダル衣装の着用・撮影体験ができる。福井テレビの女性アナウンサーが、実際にドレスを着て至福の体験を味わった。

この記事の画像(11枚)

「ウェディングドレスの聖地」で憧れの花嫁に

ミュージアムには、桂由美さんがこれまでに手掛けたドレスが年代ごとに展示されている。

また、芸能人が披露宴で着たオーダーメイドのドレスなどもズラリと並ぶ。

佐橋嬉香アナウンサー:
ここで行っているのが、ブライダル衣装の着用・撮影体験! 12着のドレスの中から好きなデザインを選べる。

どれにしようか迷う佐橋アナ。ドレス以外にも、ティアラやアクセサリーも選ぶことができる。

佐橋アナが選んだドレスは…
佐橋アナが選んだドレスは…

いよいよ憧れの花嫁に…。

佐橋嬉香アナウンサー:
夢のよう。ビジューがちりばめられていて、動くとチュールが揺れて…。本当にこれは夢見心地です…

ウェディングドレスをまとった佐橋アナ
ウェディングドレスをまとった佐橋アナ

ドレスを着たら撮影タイム。傘やブーケなどのアイテムを持って、専用の固定カメラで撮影する。

佐橋嬉香アナウンサー:
カラードレスも着ました。こちらは全面に花柄がちりばめられていて、ドレス自体が花畑みたい。馬車に乗って舞踏会に行く、そんなシンデレラのような気分です

馬車に乗っての撮影も
馬車に乗っての撮影も

撮影場所はスタジオと馬車の2カ所あり、撮った写真は専用のQRコードにアクセスし、ダウンロードできる。

ミュージアムのとなりには、35年前から桂由美さんのデザインをはじめとする数多くのドレスを製造している工場がある。

国内でウェディングドレスを量産しているのは、この場所だけだという。まさに若狭町は、「ウェディングドレスの聖地」だ。

西村房子館長:
やっぱり女性はいくつになってもドレスを着たいじゃないですか。ドレスを着て写真を撮って、色んな思い出を作ってもらえれば

観光で訪れる人だけでなく、結婚記念日の思い出作りに夫婦や家族で写真を撮る人もいる。
ウェディングドレスというテーマで、カップルや家族の思い出をつくる新しい体験に注目が集まっている。

(福井テレビ)