天むすの具といえば「海老天」という既成概念にとらわれず、「進化」を試みる天むす専門店。
具のバリエーションや握り方など、さまざまなこだわりを見せる人気店を取材した。
全部を合わせると天丼に!? 締めはやっぱり「お茶漬け」で…
名古屋市中区の大須商店街に2022年7月にオープンした、天むす専門店「鬼天」。

店頭には10種類の“進化系天むす”がズラリ。えび天はもちろん、しらす大葉に舞茸、ウインナーまで。

客A:
海老天だけというのがあったから、こんなにいろんな具でできるんだなとちょっと感動
客B:
すごくおいしそうだったので、しらす大葉を
鬼天の社長:
数十年ずっとなぜか“海老の天ぷら”だけ。天むすだけがイノベーションが起きていない。どうすべきか考えた時に、バリエーションじゃないかと
天むすの認知度を上げようと、1年以上かけて10種類以上の具を選定。
岩手県産と北海道産を独自にブレンドした米に揚げたての具をのせ、形を整えてわずか6回で握る。
愛知県産の海苔を巻いたら完成。オリジナルのブレンド米と力を入れずに握る方法により、5時間たってもふんわり食感をキープできるそうだ。

手のひらサイズで食べ歩きにも最適。箱に入れて手土産にしても喜ばれそう。

かつお味の冷たいだし汁と合わせればお茶漬けにも。「味変」も楽しめる。

鬼天の社長:
年明けには数店(国内に)オープンして、天むすをもっともっと多く知ってもらうために海外進出の構想もあります。おいしい天むすを作って皆さんに喜んでもらいたい。
(東海テレビ)