9月5日、大阪市北区の集団接種会場では、新型コロナウイルスのワクチンを接種する人たちの姿がみられた。

まもなく開始の「オミクロン対応ワクチン」を待つべきか…

70代:
4回目。(感染を)予防できるなら極力しておきたいなと

40代:
接種券が届いたのと基礎疾患があって不安なので、早めに打ちに来ました

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こうした中、ワクチンをめぐっては…

加藤厚労相(9月2日):
輸入等が一部前倒しされることとなり、欧米に遅れることなく、わが国でも9月半ば過ぎから国内配送を開始できる見込みとなりました

従来の株に加えて、オミクロン株の「BA.1」にも対応したワクチンが、早ければ9月半ばから接種可能となる予定だ。この新しいワクチンは4回目の接種で、従来型に比べオミクロン株への感染防止効果が高いとされ、現在主流の「BA.5」にも一定の効果があるということである。

加藤厚労相はこのワクチンについて、まずは60歳以上の人や基礎疾患のある人など、4回目接種の対象となっている重症化リスクのある人から始めると明らかにした。

また10月半ば以降には、2回目までの接種を済ませた12歳から59歳を含めた全ての人が対象になり、3回目や4回目の接種で利用できるようになるということだ。

迷いながらも…4回目接種を受ける人も

では、この新しいワクチンの接種を待った方がいいのだろうか? 街のクリニックには、迷いながらも4回目接種を受ける人の姿があった。

小畠クリニック 小畠昭重院長:
4回目ね。新しい(オミクロン対応の)ワクチン出るとか言うてるけど、いつ打てるかわからへんから。もう打っといてください。このワクチンはオミクロンの…

60代:
対応じゃないんでしたっけ?

小畠院長:
対応じゃない。ただ、症状の抑制効果はすごいですから

小畠医師は、オミクロン対応ワクチンのニュースを見て、接種を控える人も出ていると話す。

小畠院長:
新しいワクチン来るから、キャンセルする人も何人かいます
(Q.オミクロン対応のワクチンを待って打った方がいい?待たずに今打つべき?)
小畠院長:
もう打てる時に打っといた方がいいと思います。いつ打てるか分からないから。重症化しにくいのはまちがいない。うちの患者さんで見る限りは、ワクチン打ってない若い人より、高齢者でワクチン4回打った人の方が症状軽いです

一方、接種を担う自治体では、新たなワクチンの接種が予定されていた時期から前倒しになったことや、4回目接種の対象者が増えることなどから、混乱もみられる。

堺市では、再来週にもまず約7万回分の供給が見込まれているということだが、それ以降の予定が立っていないということだ。

堺市 感染症対策課 稲葉和紀参事:
ワクチンの供給日とか量が分からないと、われわれも接種体制が取りにくいですね
(Q.医療機関にわたるのはいつぐらい?)
9月末から10月初めぐらいかなという想定で動いています

厚生労働省は、9月6日に自治体向けの説明会を開いた。堺市はそこでの情報を踏まえた上で、今後の医療機関への配布スケジュールなどを検討していく方針だ。

(関西テレビ「報道ランナー」2022年9月5日放送)