パウダースノーを求めて、国内外から観光客が訪れるスキーヤー憧れの町、北海道ニセコ町。
この町で今、新しいまちづくりが進んでいる。
中心となる最新の住宅街、その名も「ニセコミライ」。"100年長持ちする"という、その住宅とは…

「100年住んでも大丈夫!」人にも地球にも優しい最新住宅

動き出したのは、地域による地域住民のためのプロジェクトだ。

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100年住んでも大丈夫。高断熱で、省エネルギーの最新の集合住宅の誕生だ。

ウェルネストホーム創業者 早田 宏徳さん:
100年長持ちする家を作る。全体の8割くらいは自然エネルギーだけ。給湯も暖房も冷房もいけると試算している

人にも地球にも優しい。ミライの北海道のカタチが、羊蹄山のふもとに広がるのだ。

真冬でも電気代5000円?価格高騰の今だから「全国から熱視線」

羊蹄山を望むニセコ町で、8月28日行われた視察ツアー。全国から20人がやってきた。

参加者:
瀬戸内海の小豆島から来ました

参加者:
福岡県の久留米市です

視察するのは、2年前にニセコに誕生した最新の住宅だ。

一見、普通の集合住宅に見えるが、すごい特徴が。

住民:
冬の寒い時期でも、電気代は5000円前後

冬は豪雪と厳しい寒さに見舞われる地域だが、暖房として使っているのは2台のエアコンと部屋に置かれた小さなパネルヒーターだけだ。
その秘密は、高気密・高断熱の素材だ。

ウェルネストホーム創業者 早田 宏徳さん:
これが全部、断熱材。叩いてもらったらトントンと音がする

また、高断熱のため床や壁に結露ができないので腐食しない。手がけた住宅メーカーでは、耐用年数は100年と想定している。

早田 宏徳さん:
100年長持ちする家を作る。戸建て住宅だと大変なので、集合住宅で作る

"環境への配慮"と"移住促進策"両立する「街づくり」

ニセコ町では、こうした省エネの集合住宅の建設を進めている。住宅街の名前は「ニセコミライ」

羊蹄山麓の9ヘクタールの敷地に、賃貸と分譲の集合住宅・最大13棟を建設。450人が住む予定だ。
町が取り組む理由。ひとつは、若い移住希望者が多いものの住宅が少ないこと。
もうひとつは、住宅からの温室効果ガスの排出を抑えることだ。

ニセコミライでは、太陽光パネルの設置も検討している。

早田 宏徳さん:
全体の8割くらいは自然エネルギーだけ。給湯も暖房も冷房もいけると試算している。いかに人間が快適でありながら、地球のエネルギーを使わずCO2を出さず暮らすか

ニセコミライは、2024年の4月から入居が始まる。
雄大な景色とともに長く暮らし続ける、そんな街づくりが進んでいるのだ。

(北海道文化放送)