椅子から降りられなくなった柴犬。そんな様子を見て、助けに入った男の子の優しい行動をペットカメラが捉えていた。

「イスから降りられなくなったむぎちゃんを助けた、と息子6歳が言うので、ペットカメラ見てみたところ確かにレスキューしていた」とのコメントと共にTwitterに投稿された、23秒の動画に一部始終が映っている。

そしてこのレスキューは、てっきり柴犬を抱き上げるのかと思ったところ、大人からすると予想外の“優しい方法”だったのだ。

提供:柴犬勇者むぎさん
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動画に映るのは、椅子に登ったものの降りられないのか様子を伺っている1匹の柴犬の姿。降りるのをためらっていると、そこに男の子が現れた。

提供:柴犬勇者むぎさん
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男の子はすぐに椅子の手前まで行くと、おもむろにうずくまり、なんと柴犬が降りられるように“踏み台”になったのだ。

提供:柴犬勇者むぎさん
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柴犬は少しためらうものの慎重に男の子の背中をつたい無事に降りることができた。

提供:柴犬勇者むぎさん
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この心温まる動画を投稿したのは、飼い主の柴犬勇者むぎさん(@shibayuusha)。男の子は、飼い主の息子さん(6歳)で、柴犬の名前はむぎまるくん(オス・1歳)。

息子さんとむぎまるくん(提供:柴犬勇者むぎさん)
息子さんとむぎまるくん(提供:柴犬勇者むぎさん)

困っていたむぎまるくんをさっそうと現れて助け出している姿は、頼もしくて、かっこいい。

投稿を見たTwitterユーザーからは、「息子ちゃんの優しさに感動です」「息子さんの優しさに感動しました」「誰も見ていない所で、こんな優しい世界が繰り広げられているのに感動しますね」などのコメントが寄せられ、33万9000いいねが付き、動画は約535万回再生されるなど話題となっている。(8月30日時点)

「息子は犬が大好きで、いつも名前を呼んでいます」

優しい行動に息子さんを称賛するコメントが多く寄せられていたが、どうして抱っこではなく踏み台になったのだろうか? また普段の関係も気になる。

柴犬勇者むぎさんに話を聞いた。

ーー息子さんとむぎまるくんについて教えて

息子
ポケモンや妖怪ウォッチ、マイクラが好き。ほっとくとYoutubeやNetflixをずっと見ています。たまに散歩に同行しますが、公園で遊ぶのが目的だったりします。

柴犬・むぎまる
あまり吠えない、大人しめの性格です。クッションなんかで遊んで、カバーを噛みちぎったりのヤンチャな部分もあります。好きなことは、ボールを追うこと。好きなものは、わんちゅ〜るです。

ようやく子犬の性格から落ち着いた成犬になってきて、むちゃくちゃに走り回ったりの回数がだいぶ減りました。ただ家の中を歩き回るのは日課なので、今回のように「いつもと違う場所にイスがある」→「登って確認しよう」となったように思います。

提供:柴犬勇者むぎさん
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ーー仲は良いの?

時々遊んだりします。息子は犬が大好きで、いつも名前を呼んでいます。家族のお出かけの際、犬は留守番していますが、家に帰ってくると息子は一目さんに駆け寄って名前を呼んであげています。好きなポケモンの絵を描いているかと思ったら、むぎまるをポケモン化したキャラをオリジナルで作っていたり、いつも頭の中にいるようです。

一方、犬の方はちょっとクールで、スーンとしています。とても仲が良いかというと、まあ家庭内序列で息子は高くないので、あんまり相手にしていないかもしれません。


ーー動画はどのような状況だった?

子供が1人でカードで遊んでいました。(私は奥のドアの向こうでテレワーク会議をしていました)。棚の上のものを取るために子供がイスを出して、そのままにしていたところ、犬が登ったようです。犬がイスに登ったあと(映像ではよくわからないですが)降りられずにキュンキュン鳴いていたようで、「降りれないんだ、かわいそう」と思い映像のように助けに入ったそうです。

提供:柴犬勇者むぎさん
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ーー息子さんは、普段から優しい行動が多い?

優しい子だなと感じることは多いです。自分の分のデザートを「あげる」と言ってくれたり。あと妖怪ウォッチのゲームで困った人を助けるクエストがありますが、ずっとそればかりやっていて話が全然先に進みません。助ける、というほどではないですが、例えば犬がおもちゃが取れなくて鳴いている時に、代わりに取ってあげるようなことはあります。

「抱っこして降ろす」選択肢はなかった

ーー「助けた」と聞いたとき、どう思った?

状況がよくわかりませんでした。息子が犬を抱っこすることはできないと考えているので、どういうことかな?と。映像を見る前に、「こうやって背中に乗せた」と説明はしてくれていたので、想像はついていましたが、映像を見て自分一人で解決していたので、偉いなぁと感じましたし、しっかり褒めてあげました。

あと、ペットカメラにうまく映っているかはわからなかったので(角度が変えられるカメラなので、全然映ってない可能性もありました)状況がわかる映り方をしていて良かったです。

提供:柴犬勇者むぎさん
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ーーこれまでにも、踏み台になって助けることはあった?

これまで、息子が降りられなくなった犬に対処したことはないんじゃないかなと思います。


ーーどうして抱っこではなかったの?

1つは、そもそも6歳になったばかりで体が小さく、成犬になったむぎまるを上手に抱っこすること自体ができませんでした。本人的に「抱っこして降ろす」という選択肢は最初からなかったのです。

もう1つは、以前ローテーブルに犬が上がってしまって降りられなくなった時に、私が小さな台を横に添えて同じように降りさせたことがありました。それを思い出して、自らが台になるやり方を思いついたみたいです。

提供:柴犬勇者むぎさん
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むぎまるくんは、息子さんをあまり相手にしていないということだったが、今回をきっかけに、息子さんへの信頼は深まったのではないだろうか。息子さんとむぎまるくんの関係が変わっていくのか、これからの成長が楽しみだ。