警視庁に268回ものいたずら電話を繰り返し、偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、東京・板橋区のアルバイト、坂屋哲伸容疑者(47)。

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坂屋容疑者は2022年4月、緊急性のない110番通報を11日間で268回も繰り返し、警視庁・通信指令本部の業務を妨害した疑いが持たれている。

携帯から110番通報 警察官に「刑務所に行きたい」

268回ものいたずら電話とはどのようなものだったのか。

坂屋容疑者は自身の携帯電話から110番通報し、対応した警察官に「俺は刑務所に行きたいんですけど」と告げた。

これに対し、警察官が「どうされましたか」と問いかけると、坂屋容疑者は急に黙り込んだという。

このほかにも、支離滅裂な内容の電話や無言電話をかけていたという坂屋容疑者。

「刑務所に行きたい」などの緊急性のない通報は、重大事件発生時の初動対応の遅れにもつながりかねない行為だ。

マンションではクレーム 民泊で騒ぐ人に「ふざけんな」 

坂屋容疑者が住むマンションの管理会社の社長が取材に応じた。

坂屋容疑者が住むマンションの管理会社の社長:
うち民泊もやってるんですけど、旅行されている方だから多少夜お酒飲んだり騒いだりするかもしれないんだけど、必要以上にそれをワーワー言っちゃうんですよ。その人たちに対してやめてくれとか、もうふざけんなとかね

調べに対し、自分の携帯電話で通報をしたことは認める一方、「話した内容は思い出せない」と容疑を一部否認している。

(「イット!」8月16日放送分より)