国連のグテーレス事務総長は6日、広島で開かれた平和記念式典に出席後、岸田首相と会談し、「核不拡散と核軍縮の両方を成立させるよう取り組む」などと述べた。

会談で岸田首相は、「被爆の実相に対する正確な認識こそ、核軍縮と『核兵器のない世界』に向けた取り組みの出発点」と述べ、広島を訪問したグテーレス氏を歓迎した。

グテーレス氏は、「20世紀に核兵器の数が減少していた流れが止まり、むしろ核兵器やミサイルが強化されているということを心配している」と表明。

そして、「核不拡散と核軍縮は車の両輪だ。両方をしっかり成立させるように取り組んでいかなければならない」とした上で、「日本の役割に期待している」と述べた。

国連事務総長による広島訪問は、2010年に潘基文氏が原爆の日の式典に初参加して以来12年ぶり。

記事 1171 政治部

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