新型コロナウイルスの感染者数が、各地で「上昇傾向に転じた」とされることについて、後藤厚生労働大臣は、きょうの閣議後の記者会見で、従来のオミクロン株より感染力が強いとされる「BA.5」に置き換わりが進んで可能性があるとの見解を示した。

そして、「今後は感染者の増加も懸念されることから、医療提供体制の影響も含めて注視したい」と述べ、きょう付けで、オミクロン株の特性も踏まえて対策を徹底するよう、都道府県に対して通知を出したことを明らかにした。