岸田首相は1日夜、自民党の茂木幹事長と東京都内で会談した。参院選の情勢について、茂木氏が報告したという。
両氏は東京・渋谷区のステーキ店で会食した。木原官房副長官も同席。会談後、記者団の取材に応じた茂木氏によると、岸田首相に参院選の選挙情勢について報告し、「今後の取り組みを含めて相談した」という。
茂木氏は、「まだ後半戦が残っている。緊張感を持って臨んでいく」と引き締めた。関係者によると、会談では、残された選挙期間の重点区における遊説日程についても意見交換した。
選挙戦の最中、岸田首相はG7(主要7カ国)首脳会議、NATO(北大西洋条約気候)首脳会議出席のため、日本を”留守にしていた”ため、国内各地を遊説していた茂木氏が情勢を報告した形だ。