東京電力、東北電力、北海道電力は、あさって29日の電力需給が厳しくなるとの見通しを示し、需給ひっ迫準備情報を初めて出した。
準備情報は、早めに節電の準備を進めてもらうため、2022年から新しく設けられたもので、電力供給の余力を示す予備率が5%を切ると予想される日の2日前に送配電事業者から出される。
東京・東北・北海道の各電力会社によると、明後日午後4時半から午後5時にかけて、いずれの管内でも予備率が4.1%になると予測されたため、準備情報を初めて出した。3社は、無理のない範囲で出来る限りの節電に向けた準備を行うよう求めている。