今話題のグルメの映像からヒットの理由を探る新コーナー「うま撮」。今回は、見た目も豪華でチーズたっぷりの“カルボナーラ”。想像の上の上をいく「最新のカルボナーラ」を調査した。

濃厚・豪華・熱々でお客さんも興奮

いま、注目を浴びている「カルボナーラ」。Instagramでは56万件以上、TikTokにも多くの動画が投稿されている。

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さらに、「カルボナーラの専門店 HASEGAWA」も登場。連日多くのお客さんでにぎわっている。他にも「カフェ」や「韓国料理店」そして「和食」を料理に取り入れているお店でも新メニューに登場。

そんな、いまブームのカルボナーラには、ある特徴がある。

フードジャーナリスト・里井真由美さん:
チーズをたっぷり使うタイプが増えている。具材をトッピングする事で彩りが鮮やかに変身するというのも人気の理由

いま、どんなカルボナーラが人気なのだろうか?

まずは、千葉市にあるお店「Cheese Cheese Worker」。カルボナーラを注文したお客さんからは「おお~」と大興奮の声が聞こえてくる。

そのカルボナーラが、「白い溶岩パスタ」1265円。

では、お客さんからウケている理由をうま撮。

熱々の鉄鍋の中にトングを入れて持ち上げると、表面の焦げたチーズソース、中のカルボナーラソースと一緒に絡みついてあらわれるパスタ。

カルボバーラを鉄鍋に入れたら、たっぷりのチーズソースを上からかけ、

オーブンで焼き上げる一品。

その豪快な料理に、多くのお客さんがスマホで撮影。訪れたお客さんからは、「うわ~!めっちゃおいしそう。やばい」「チーズがすごく伸びたから、熱々で伸びるうちに食べたいなと思いました」「すごく伸びて絶対にうまいやつやんと思いましたね」という声。

お客さんが驚いているのは。チーズの伸び。ミックスチーズとモッツァレラチーズを独自にブレンドして使用。
伸びやすくなるのはもちろん、コクと風味も増し、パスタとカルボナーラソースとの一体感も出た味に仕上がる。

厚切りベーコンも入っているので、うまみも増し、食べ応えも抜群。

チーズの伸び具合もたまらない。一体どのような味がするのだろうか?

渡邊渚アナウンサー:
焼き目がついているところは、ほんのり香ばしくて、濃厚なクリームとチーズの塩気が効いておいしい

熱々パスタを“チーズの器”で混ぜ合わせ

続いて、6月に生まれたばかりの新メニューを出すお店「CCCチーズチーズカフェ日比谷」。

渡邊渚アナウンサー:
この器は何ですか?

CCCチーズチーズカフェ日比谷・浜本知美店長:
こちら、丸ごとミモレットチーズを使用してて、この中にパスタを入れています

ミモレットチーズをくりぬいた器に、熱々のカルボナーラを入れ、お客さんの前で仕上げてくれる。

このパフォーマンスに、お客さんは「まさに」身を乗り出して見守っていた。
では、料理ができあがる瞬間をうま撮。

器の「ミモレットチーズ」は、フランス産。風味豊かでコクとうまみがたっぷり詰まっている。熱々のパスタを器で混ぜることで、チーズが溶け出す。

そして、パスタは、楕円(だえん)形状の「リングイネ」を使用。濃厚なソースとの相性も抜群。

器に盛り付けたら、肉厚な特大ベーコンを2枚のせ、パルメザンチーズとブラックペッパーを振りかけて「肉厚特大ベーコンの濃厚カルボナーラ」1980円ができあがり。※数量に限りがある。

渡邊渚アナウンサー:
チーズのコクがすごい!麺は芯までしっかりモチモチしていて、とろとろとしたソースとしっかり絡み合います

おうちでもおいしくなる調理術

そして、東京都台東区「egg baby caf'e」では、見た目も美しいカルボナーラがある。

渡邊渚アナウンサー:
すごい、白いチーズがたっぷり、もうパスタが見えません


「エッグベイビーカルボナーラ with 自家製パン」1100円。

パスタの上には、薄く削ったイタリア産の「ラスパドゥーラチーズ」をたっぷりトッピング。

ふわっとした口溶けとコクが特徴のチーズの上には、岩手県産の濃厚な卵。

平手打ちのパスタ「タリアッテレ」にソースとチーズがよく絡む。

渡邊渚アナウンサー:
麺がモチモチ、チーズがふわふわ、香りもしっかり香ってきて、これは贅沢!おいしい

また、東京都門前仲町にあるお店「Pasta&Wine CHERRY」出だしているのが、「ハイパーチーズカルボナーラ サラダ・ドリンク付き」1680円。
一見ごく普通のカルボナーラに見えるが、仕上げにされにおいしくなるひと工夫がある。

仕上げを見ていたお客さんからは、「やば、おいしそう」「こんなにたっぷり入れるんですね!すごい」という声が。

そのひと工夫とは、濃厚チーズソースを鉄板の上のカルボナーラにかけてくれること。
では、チーズがかかる瞬間とおいしさのこだわりをうま撮。

卵黄とベーコン、ブラックペッパーなどが入ったカルボナーラの上にかかるのは、レッドチェダーをメインとした、濃厚なチーズソース。見るからにもったりとしておいしそうだが、牛乳などで伸ばし、食べやすい味に仕上げている。

食べたお客さんからは、「より食欲がます感じがしました」「(チーズを)かけている瞬間は、気持ちが上がってきて早く食べたいなと思いましたね」という声。

渡邊渚アナウンサー:
最高!黒こしょうがしっかりきいているので、アクセントになっていて最後まで飽きずに食べられます

さらにここで、おうちで簡単「うちうま」。
Pasta&Wine CHERRY・鈴木真也オーナーが、市販の冷凍カルボナーラをアレンジ。チーズを加えて、おうちでも一層おいしくなる調理術を教えいただく。

まずは、ソース作り。
材料は、オリーブオイル大1、ニンニク1片、牛乳50cc、コンソメ(顆粒)適量、粉チーズ小2、卵1個、スライスチーズ(モッツァレラ)1枚。

オリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを炒めたら、牛乳、コンソメ、粉チーズを加えて混ぜ合わせるだけ。

カルボナーラには、卵黄、ちぎったスライスチーズをトッピング。

この上に、熱々のソースをかければできあがり。

渡邊渚アナウンサー:
全然違う!チーズがとろとろで、うまみがより増しています。ニンニクの香りもしっかりしていて、一気にお店の味にランクアップしました

(「めざましテレビ」6月20日放送より)