“上質なお肉が食べ放題”と話題の『焼肉きんぐ』。

道内に8店舗、全国には300店舗以上を展開し、休日ともなると順番の予約待ちが数十組、多い時には3時間待ちにもなる大人気店だ。

今回は、そんな『焼肉きんぐ』の“人気のヒミツ”を5つ紹介する。

人気のヒミツ1:「食べ放題」から「選びたい放題」へ

お客さんの8割が選ぶ「きんぐコース」は、3500円ほどで130種類以上のメニューが100分食べ放題。

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『焼肉きんぐ札幌豊平店』の佐藤恵介店長によると、お肉はアメリカなど世界中から部位ごとに最適な産地を選定し、高品質な部位を腕利きのバイヤーが買い付けている。

「食べ放題でも高品質な商品が提供できるように頑張っている」という。

焼肉商品の充実だけでなく、サイドメニューも数多く開発。

280℃に熱された石焼きのガリバタライスや、

焼肉との相性抜群の「韓国のり玉ごはん」なども食べ放題。

さらに、商品数や種類によって複数の料金を設定し、単なる“食べ放題”でなく“選びたい放題”という、これまでの焼肉食べ放題とは一線を画した満足感を生み出した。

人気のヒミツ2:子連れに優しい!ファミリー戦略

『焼肉きんぐ』は、小学生が半額、幼児は無料、そして60歳以上は500円引きとお得な価格設定。

子ども向けメニューも揃え、ファミリー層の心をがっちりキャッチしている。

さらに、全席テーブルオーダー制のタッチパネル注文なので、子どもから目を離す心配もなく、安心して注文できる。

人気のヒミツ3:進化を続ける“名物”

以前から「4大名物」として、特に自信のある商品をラインナップしていた『焼肉きんぐ』。

お客さんの満足度を上げるため、130種類以上の中でも原価率の高い商品をあえて名物にしている。

そんな「4大名物」が、今年の7月から「5大名物」にバージョンアップした。

佐藤さんによると、商品が増えただけではなく、中身も一部リニューアルしているんだそう。

「常に商品は改善会議を行っていて、よりよいものをお客さまに提供できるよう考えている」と話す。

「5大名物」の一つ「きんぐカルビ」は、牛1頭から約500gしか取れない希少部位を使用している。

独自のスリット加工を施し、濃口しょう油・にんにく・唐辛子などをブレンドした甘辛いタレに漬け込んでいるんだそう。

肉汁が滴るお肉は、とてもやわらかで絶品だ。

「壺漬けドラゴンハラミ」は、肉味の濃いハラミの厚い部分だけを厳選し、特製の旨辛ダレと一緒にツボ漬けにしているんだそう。

醤油と唐辛子のバランスにこだわったというタレは、肉汁とのバランスが絶妙だ。

5大名物の中で1番人気なのが「炙りすき焼きカルビ(卵あり)」。

お肉は厚さ2.1mmにカットされている。

「食べた時の食感・甘辛いすき焼きのタレ・卵とのバランスを考えると、2.1mmが一番おいしく食べられる」と佐藤さん。

薄すぎず、厚すぎずちょうどいい肉厚さ。

希少部位の“みすじ”をポン酢でさっぱりいただく「焼きしゃぶみすじ」や、

やわらかなサーロインを使った「大判上ロース」も絶品。

佐藤さんによると、「5大名物」は8皿が赤字ラインとのこと。

ぜひ挑戦してみてほしい。

人気のヒミツ4:焼き方を指導!?おせっかいマスター

『焼肉きんぐ』には、おいしく食べてもらうために客におせっかいを焼く「おせっかいマスター」という店員さんがいる。

「おせっかいマスター」の早瀬ひなのさんは、「お客さまの笑顔が見たいので『おせっかい』の精神でやっています」と話す。

接客を大事にしているのも、『焼肉きんぐ』が人気の理由。

配膳ロボットを導入することで、スタッフが接客する時間も増やしているそう。

人気のヒミツ5:飽きさせない“期間限定メニュー”

『焼肉きんぐ』では、3ヶ月に1度変わる期間限定メニューを用意している。

過去には「北海道フェア」も実施され、全国で大人気になったこともあるんだとか。

「世の中のトレンドに合わせて開発を進めて販売しております」と佐藤さん。

8月30日からは「韓国フェア」がスタートしている。

チーズがかけ放題の「石焼チーズタッカルビ」や、

モッツァレラ・レッドチェダー・クリームチーズの3種類のチーズをふんだんに使った「トリプルチーズボール」など、絶品メニューが盛りだくさん。

進化し続ける「焼肉きんぐ」

安くておいしいだけじゃない『焼肉きんぐ』。

その破竹の快進撃はまだまだ続きそうだ。

北海道文化放送
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