“氷上の格闘技”とも言われるアイスホッケー。

2月の北京五輪では、“スマイルジャパン”ことアイスホッケー女子日本代表が史上初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。

6月12日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)に、その日本代表から7年ぶりの出演となった藤本那菜選手と初出演で姉妹の床亜矢可選手、床秦留可選手の3人が参戦。IKEAで家具やキッチングッズ、収納グッズなどを“詰め放題”した。

爆買いロケも“控えめな”スマイルジャパン

床亜矢可選手
床亜矢可選手
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ディフェンダーの姉・亜矢可選手は2017年の世界選手権で大会ベストディフェンダーに選出されるなど、鉄壁の守備として大活躍。

床秦留可選手
床秦留可選手

フォワードで妹・秦留可選手は、北京五輪でチームトップの3得点をあげ、決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

ゴールキーパーの藤本選手は、北京五輪の予選リーグ第2戦で相手のシュートをスティックではじくファインセーブを見せたほか、予選リーグ最終戦では同点延長の残り10秒という緊張高まる場面で相手のシュートを止めるなど、まさに日本の“守護神”。

藤本那菜選手
藤本那菜選手

その3人はまずリビングのショールームから買い物スタート。IKEAではエリアごとの複数のショールームで、コーディネートをイメージしながら商品を選ぶことができる。

早速藤本選手が番組MCの浜田雅功さんを呼び止め、おねだり。好きなコーヒーを楽しみたいと、サイドテーブル「グラドム トレイテーブル」を所望した。

ロケに慣れていない床姉妹がその様子を遠巻きに眺めていると、浜田さんは「ちょっと(カメラに)映っとき」と2人に近づくように指示する。

去年結婚した姉・亜矢可も、新生活に欲しいとのことでテーブルをおねだり。人気の「リステルビー コーヒーテーブル」は木目調のやわらかいデザインのローテーブルでどんな部屋にも合わせやすいという。

横幅140センチもあり、夫と一緒に並んでも狭くないことから、浜田さんは「ご主人とご飯食べてください」と購入を決定。

パンは作るけど「食べません」

キッチンショールームでは、藤本選手が自宅の練習場に来る子どもたちにアイスキャンディを振る舞いたいと、オリジナルのアイスを作ることができる「ホーシト アイスキャンディメーカー」を購入。

同行したアンタッチャブル・柴田英嗣さんから、さまざまな種類のアイスを作ることができると説明されると、「聞いたら欲しくなってきた」と秦留可選手もカートへ。

そんな秦留可選手の趣味はパン作り。そのため、「木の板がほしい」と指さしたのは、オシャレなまな板「アプティートリグ まな板」。「作ったパンを並べて映えさせたい」と浜田さんにこれまで作ったパンの写真を紹介。その写真を見た浜田さんは「本当に作ったの?」と、秦留可選手のパンの腕前に驚く。

ベーグルやシフォンケーキ、マフィンなどレパートリーも豊富のようで、柴田さんは「パンお好きなんですね」と尋ねるが、秦留可選手は「パンは食べられないんです」と首をふる。

予想外の回答に「えっ!」と驚く浜田さんに、藤本選手も「パンを作ってくれるんですけど、食べないんです」と苦笑。パンを食べない理由について秦留可選手は「グルテンフリーの生活をしている」と説明。それでも、「みんなに食べてもらえるように、たくさん作っている」と話した。

一方、姉・亜矢可選手は妹の手作りパンをよく食べているようで、「味はおいしいです」と評価しつつも、「味見していないので、いつも怖いな」と思っていることも明かした。

秦留可選手は“みんなに食べてもらえるように”と、パンを作るときに使いたいグッズをおねだりした。

「ステキだと思いませんか?」と浜田さんに問いかけ、藤本選手がおねだりしたのはコレクションケース。

「何を入れようと思うの?」という浜田さんの問いに、藤本選手が「マスクを…」と答えると、日常生活で使うマスクと勘違いした浜田さんはフリーズ。即座に藤本選手は「ヘルメットを…」と言い換え、このコレクションケースに自らデザインしたヘルメットを飾りたいと説明した。

実は、アイスホッケーではゴールキーパーだけヘルメットのデザインが自由に選べる。北京五輪でも藤本選手自身がデザインしたヘルメットを着用していたという。

早速、購入してもらったコレクションケースにヘルメットを並べるとぴったり収まった様子で、藤本選手も満足していた。

さらに、衣装持ちだという秦留可選手は大人気の収納アイテムも購入。「服がたまっていって、昔のやつを捨てられない」ようで、亜矢可選手も「異常な量あります」と妹の服の量に苦笑する。

会計を待つ間にはレストラン&カフェでスウェーデンの定番料理も楽しみながら、買い物終了。3人で27品、合計金額は8万7055円だった。

断髪式、土俵で浜田は何と声をかけた?

5月28日に両国国技館で行われた元豊ノ島(現・井筒親方)の断髪式の模様も放送。

ゆかりのある豪華なメンバーがはさみを入れに次々と駆けつける中、浜田さんもオファーを受け、断髪式へ。

当日、浜田さんは「僕一人が来なくてもたくさん来られますから、ギリギリまでやめたろうと思っていた」と話すも、井筒親方は過去に17回も出演してくれた恩義があるため、感謝の気持ちを込め、参加を決意。

2020年3月、新型コロナウイルスの影響で無観客の場所が最後の土俵になった井筒親方。引退から2年の歳月を経てようやく開催となった。

断髪式前の井筒親方の様子を見ようと浜田さんが支度部屋へ出向くと、なにやら読書中。その姿に拍子抜けした浜田さんだが、さらに井筒親方は「本日発売の…」と、読んでいた自伝『七転び八起き 豊ノ島自伝』を取り出して、宣伝を始める。

まげがなくなった後のヘアスタイルを井筒親方は「浜田さんみたいにオシャレに。人生で丸刈りとちょんまげしかしたことない。“遊ぶ”って言ってみたい」と期待を膨らませた。

断髪式は力士の象徴であるまげを落とすため、約400人の関係者が1人数本ずつはさみを入れていく。

会場を訪れたメンバーから、断髪式で浜田さんが“バッサリとまげを切り落としてしまう”ような展開も期待されていたが、土俵に上がると粛々とまげにはさみを入れた。

浜田さんははさみを入れる前に、土俵で井筒親方に何やら声をかけて、親方も笑顔で応えていた。

大役を終えた浜田さんに土俵で話していたことを聞くと、「『全部切ってええか?』『ダメです!』」とやりとりしたと明かす。

まげと別れを告げ、新しいヘアスタイルで再登場した際に井筒親方が着用した衣装は、浜田さんおごりのオーダーメイドスーツ。裏地に入った番組のロゴを、井筒親方が土俵の上でバッチリアピールしてくれた。

新しいヘアスタイルになった井筒親方は「両方から刈り上げて、天然パーマを生かしてオシャレにやろうと思ったんですが、止めばさみの時津風親方が深くやり過ぎて、てっぺんが残っていない。それで全体を短くした。ちょっと恥ずかしいです」と照れ笑い。

最後に「これから整髪料とか必要になると思うので、おごってください!」と浜田さんにアピールした。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)