香川県善通寺市の病院が行っているライブ配信が、SNS上で話題となっている。
配信されているのは、病院で生まれたばかりの赤ちゃんの様子。どんな思いが込められているのか?
この記事の画像(9枚)20年以上前から運営 コロナ禍でニーズ高まる
生後1週間に満たない、生まれたばかりの赤ちゃん。時々、口を大きく開けてあくびをしながら、すやすやと眠っている。
その生後間もない貴重な姿は定点カメラで撮影され、24時間365日、ライブ配信されている。
新生児の様子をいつでもどこでも見られるサイト「わくわくあかチャンネル」を運営しているのは、善通寺市の産婦人科 谷病院だ。
遠い所に住んでいて、なかなか病院を訪れることのできない祖父母や親戚などに赤ちゃんの様子を届けられたらと、20年以上前に始めた。
コロナ禍になってからは、父親も含めて病院での面会が禁止されているため、一層ニーズが高まったという。
谷病院・谷政明院長:
お母さんしか赤ちゃんを見られない状況。お父さんは喜んでくれているようです
保護者の許可をとった上で1日数人が交代で出演。赤ちゃんがいない時には、人形が立派に代役を務めている。
SNS上でも「赤ちゃんに癒される」「尊い」などと話題になっている。
谷病院・谷政明院長:
赤ちゃんのかわいさや、育児は大変だと思うが、その素晴らしさを少しでも感じてもらえればありがたい
新生児の貴重な瞬間を見守ることができる「わくわくあかチャンネル」。かわいい表情が、いまも誰かを癒やしているかもしれない。
(岡山放送)