北九州市の木屋瀬中学校に、子どもたちへのサプライズプレゼントが届いた。

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北九州市立木屋瀬中学校・牧島伸司校長:
これが手紙と100万円です。帯封がついた100万円です。もうビックリですよね

金庫の中に大切に保管されていたのは、100万円の札束。

この現金100万円が木屋瀬中学校に届けられたのは、5月13日午後2時ごろ。タクシーで中学校を訪れた高齢の男性が窓口の職員に封筒を手渡すと、こう言ったという。

中学校を訪れた高齢男性:
校長先生に渡してほしい

名前を名乗ることなく立ち去ったという謎の男性。封筒の中を確認すると、100万円と手紙が同封されていた。

コロナに負けるな
子供達の役に立てて下さい
S.25年 卒業生

6日後には、名乗らなかったことを謝罪する手紙も届き、そこには「飯塚市内住人」と書かれていたという。

北九州市立木屋瀬中学校・牧島伸司校長:
卒業生って書いてありますので、本校の卒業生であるということは間違いないと思います。このコロナ禍でですね、本当に心から感謝しております

昭和25年に卒業したということは、送り主の男性は今年87歳を迎えるとみられる。

市の教育委員会によると、今回の100万円は「北九州市学校応援基金」への寄付として、学校の課題の解決に使われるという。

(「イット!」5月27日放送分より)