山陰各地で田植えの時期を迎えている。鳥取市では、地元出身のプロ野球の元エースが田植えに初挑戦した。
里帰りした元プロ野球選手 田植え初挑戦
植えられていく青々とした苗。鳥取市吉岡温泉町にある水田で田植えに初挑戦したのは…
この記事の画像(10枚)川口和久さん:
田植え機で田植えをする。この機械もきょう初めてなんですけど…どうなるかわかんない
鳥取市出身の元プロ野球選手、川口和久さん。2021年の末に関東からUターンして、ふるさとで農業に励んでいる。
実家近くにあった休耕田を借りて始めた米作り。今回、田植えに初挑戦する。
川口和久さん:
この背中をみんなが見て、鳥取のお米を作ろうと。浮気はするなと
鳥取発の農業のPR役も担う川口さん。植えるのは、鳥取県のブランド米「星空舞」だ。
それをアピールするポロシャツと帽子も身にまとい、田植え機に乗車。
川口和久さん:
最初のまっすぐが大事なんですよ。野球もそうなんです、初球のまっすぐが大事
田植え「初登板」となるこの日、「川口節」は軽快だったが…。時折「カーブ」を交えながら、何とか2反(約2アール)の田んぼに苗を植えた。
「これから無事に生育してほしい」そんな思いから出てきた言葉とは。
川口和久さん:
僕も現役時代、「夏男」と呼ばれていたので、夏場を越えて元気な穂が出てきて収穫となればいいんですけど…。また来てください
初登板を終え安堵…。そして、おいしい米作りへのさらなる意欲。
収穫の秋に向けて、泥と戯れる日々が続く。
(TSKさんいん中央テレビ)