30種類以上の野菜を収穫

5月29日からオープンする「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」。

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ここは30種類以上もの野菜を収穫できる体験農園、提案販売を行うマルシェ、旬な野菜を使用したレストランなど、野菜に触れて、学んで、食べることができる「野菜の魅力を体験できる」複合型施設となっている。

体験農園では、市場に出回ることが少ない珍しいヨーロッパ野菜や新顔野菜を収穫することができ、ガイドスタッフが付き添いで収穫のポイントを教えてくれる。

体験農園担当・中村敏樹さん:
カラフルなジャガイモであったり、抜いて見て楽しい、料理にして楽しいことをテーマに農園を作っています。

地元農家の野菜を中心としたマルシェでは、深谷市産の野菜が7割ほど販売され、地産地消を大きなテーマに掲げている。

40以上の農家から野菜を仕入れ、さらに野菜ソムリエの資格を持ったスタッフなどが野菜ごとに合った調理方法も案内してくれる。

レストランではその日仕入れた野菜ごとにメニューを変え、より多くの野菜料理を楽しむことができる。

野菜の魅力を伝える

今回の施設は、深谷市が観光・地域産業の活性化を目指したプロジェクトにキユーピーが応募し、採択を受けたもの。

プロジェクト担当の森さんは、野菜の魅力を伝える場所として大きな期待を寄せている。

キユーピー 深谷テラスプロジェクト担当・森佳光さん:
深谷という場所は野菜王国であります。 野菜産出量で言えば全国6位という市町村でもある。こういった所だからこそ野菜の魅力を伝えたい。
それこそ、1950~60年代はご家庭においても白菜やキャベツをホールで青果店で買うのは当たり前だった。しかし今は、世帯人数が少なくなったり、今日・明日の献立という事でカット野菜を買われるケースが増えている。農業に従事される方も相当減ってきていて、日本の消費者の皆さんに新しい野菜の魅力を伝えていくことにこだわっていきたい。

(「Live News α」5月25日放送)