アメリカ政府高官が、20日からのバイデン大統領の日本と韓国への訪問中に、北朝鮮が核実験と長距離ミサイルの発射の両方を行う可能性があると明らかにしたことについて、松野官房長官は19日「北朝鮮が核実験の実施や弾道ミサイル発射を含めて、さらなる挑発行動に出る可能性はあるものと考えている」と述べた。
アメリカのサリバン大統領補佐官は、20日から24日のバイデン大統領の日本と韓国の訪問中に、北朝鮮が核実験と長距離ミサイル発射の両方を行う可能性があると発言したことについて、松野官房長官は19日の記者会見で「北朝鮮が核実験の実施や弾道ミサイルの発射を含めて、さらなる挑発行動に出る可能性はあるものと考えている」との見解を示した。
さらに松野長官は「日本政府として北朝鮮の軍事動向についてはアメリカとも連携しながら、必要な情報収集・分析を行っており、アメリカ政府の発言に関する事項についても連携している」と述べ、警戒を強める考えを強調した。