ミサイルを搭載したとみられる中国軍の爆撃機2機が、沖縄県周辺の太平洋上空を旋回した。
防衛省によると18日午前、中国軍の爆撃機2機が、東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を通過したのを確認した。2機は太平洋の上空で旋回後、東シナ海へ戻った。
中国機にはミサイルのようなものが搭載されていた可能性があるという。航空自衛隊は、戦闘機を緊急発進させるなどして監視した。
沖縄周辺では、5月3日から15日にかけて中国海軍の空母「遼寧」が戦闘機などの発着艦を200回以上繰り返している。
防衛省は、今回確認された爆撃機が、何らかの訓練や情報収集を行ったとみて分析している。
18日午前には、林外相と中国の王毅外相による約半年ぶりの日中外相会談も行われていた。
(画像は統合幕僚監部提供)