5月10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落した。

ダウは、前日までの3営業日で約1800ドル下げたこともあり、この日は取引開始から買いが先行した。

その後、FRB=アメリカ連邦準備制度理事会による積極的な利上げが急速な景気悪化につながるとの見方や、厳しい新型コロナウイルス対策を実施する中国の経済に対する懸念が広がり、売り注文が優勢となった。

ダウ平均の終値は前日比84ドル96セント安の3万2160ドル74セントで、終値として約1年2カ月ぶりの安値になった。

また、ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、114.42ポイント高の1万1737.67だった。