岐阜県可児市にあるレジャー施設に新たなエリアがオープンした。

バーベキュー場やアスレチック、車中泊もできるキャンプ場まである「アウトドアパーク」を取材すると、都会の喧騒を離れて自然の中で非日常を楽しむ人たちの姿があった。

週末には1日約5000人が訪れる人気スポット

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新緑に囲まれた岐阜県可児市にある、スパリゾート「湯の華アイランド」。

広い敷地には絶景の露天風呂や10種類以上の岩盤浴、地元の特産品を扱う市場がある。

ここに2022年3月、「アウトドアパーク」がオープン。バーベキュー場に加え、東海地方最大級のアスレチックや車中泊もできるキャンプ場などが楽しめる。

男性A:
日頃の仕事の癒しに

男性B:
僕はソロキャンプをやっていて、たまにファミリーって感じ

男性C:
環境が変わるから。最高です

週末には1日約5000人が訪れるほどの人気だ。

運動不足も解消 スリル満点の遊具が20種類

午前10時に会場。全長280メートルのコースがあるアスレチック「湯の花 冒険の森」へ。(料金:中学生以上の大人1000円、小学生500円。1時間制)

地上5メートル、川の上にかかるターザンやウッドブリッジなど、スリル満天の遊具が20種類。子供だけでなく大人も楽しめる施設だ。

愛知県大口町から来た女性(40代):
たまには身体を動かしたいなと

愛知県江南市から来た女性(40代):
運動不足だから「ついていく!」って

自粛生活が続き、運動不足の解消が目的。ロープを支えに丸太を渡り、網の上を両手でバランスを取りながら進む。

大口町から来た女性:
結構広い温泉でリフレッシュできる。わざわざ旅行へ行くと、コストもかかって大変なので

普段できない体験、張り切って2周目に向かう。この後は隣の温泉で汗を流すとのこと。

「集まるのは久しぶり」2組の家族でバーベキュー

お昼時。大勢の人で賑わうのは、全部で200席ある「湯の華BBQ場」。6人組のグループは、子供同士が幼稚園からの同級生で、2家族の集まりだ。

女性A:
家族で集まるのはすごく久しぶり。今日はお別れ会。転勤しちゃうんです

女性B:
本当に寂しいですよ、もう…。ショックでした

男の子:
(女の子とは)同じクラス、小学校入ってからずっと

男性D:
幼稚園の初登園から一緒。前と後ろの席やったもんな、6年前

男の子:
寂しいよ

女の子:
遊びに来てね

幼稚園の遠足や運動会などは相次いで中止となった。こうした集まりは久しぶり。2人とも、この思い出を大切に…。

キャンピングカーライフを満喫「皆と一緒にどこへでも」

午後。車中泊もできるキャンプ場「湯の華RVパーク」には、続々と車が集まってきた。

大阪と静岡から来た2組の夫婦は、キャンピングカー好きが集うSNSサイトで知り合い、今では一緒に全国を旅するほどの仲になったという。

自慢のキャンピングカーの中を見せてもらうと…。

静岡から来た男性(41):
クローゼット兼トイレ。常設じゃなくてポータブルを乗っけている感じ。ここがシンク

男性の妻(40):
ここが冷蔵庫。寝る時はこんな感じ

2人は2017年から、キャンピングカーで色んな場所に行くようになったという。

静岡から来た男性(41):
一度味わったらやめられない。キャンピングカーがない生活は考えられない

男性の妻:
みんなと一緒にどこでも行ける、ワンコも

ちなみに、この日は16組のうち半数以上が犬連れ。愛犬との旅もキャンピングカーならではだ。

残りの人生を謳歌しよう…夫の病気がきっかけで

岐阜県各務原市と愛知県豊田市から来た2組の夫婦も、キャンピングカーライフを楽しんでいた。この2組の夫婦の出会いは、意外なことがきっかけだった。

豊田市から来た製造業の男性(64):
長野に行った時、キャンピングカーをぶつけられた。逃げられたけど、ちょうど見つけてくださって

各務原市から来た主婦(63):
ぶつけた車のすぐ後ろに私達がいて。同じキャンピングカーで仲間意識がある。そんな関係でお友達に

2019年の事故がきっかけで出会い、趣味のキャンプで意気投合し友達になったという。キャンピングカー生活を始めたきっかけは…。

各務原市から来た主婦:
きっかけは主人がガンになって、あと何年生きられるか分からない状況だった。キャンピングカーだとどこでもいつでも行けるから、「じゃあ買おっか」って

夫が50歳のときにガンが発覚。妻が「残りの人生を謳歌しよう」と、キャンピングカーの購入を提案したという。

各務原市から来た主婦:
「自由に生きてもらった方がいいかな」って言ったら、長生きしちゃいました

各務原市から来た男性(65):
キャンピングカーライフでストレスないです。もう今は不良老人

今では病状は回復。セカンドライフのキャンピングカーが、一番の薬だったのかもしれない。

キャンプ用品にかけた金額は150万円以上

夕方。キャンプ場にはいい香りが漂っていた。愛知県犬山市から来た夫婦は夫が大のキャンプ好き。妻の反応は…。

犬山市から来た主婦(30代):
こだわりが強くて、キャンプ道具ばっかり。ランタンも20個ぐらいある。焚き火台も8個とか

犬山市から来た運送業の男性(40代):
それぞれに愛着が。(キャンプ用品だけで)150から200万くらい使っています

犬山市から来た主婦:
楽しいですけどね。ちょっと(キャンプに行く)頻度高いかなと…。またか、みたいな

一方、ソロキャンプを楽しむ男性は写真を撮影していた。

岐阜県関市から来た製造業の男性(33):
インスタ用に写真を。それ用にキレイにした

最近購入したキャンプ用品を並べて写真撮影。SNSに投稿していた。

岐阜県関市から来た製造業の男性:
SNSで仲良くなったり、一緒にキャンプしたり。友達の家で集まって、インスタで繋がることが多い

インスタグラムで共通の趣味を持つ人を見つけてはダイレクトメールを送り、SNSで発信し多くの共感を得る。これもソロキャンプの醍醐味だという。

「2~3年後に結婚できたら」キャンプをしながら人生設計

こちらの名古屋市在住の60代の夫婦は…。

運送業の男性(66):
(始めたきっかけは)名古屋だと人口の割に避難所が少ない。自分の身は自分で守らないと

男性は防災対策で車中泊を始めたことがきっかけで、キャンプにハマったという。

一方、岐阜県在住の交際5年目のカップルは、キャンプをしながら未来設計を立てていた。

ダンサーの女性(23):
2人で話しているのは、2~3年後に結婚できればいいなって

家具職人の男性(23):
どこまでもついていきます。(プロポーズは)花束で、海沿いで、指輪パカッみたいな

大自然の中で非日常を味わう…。3年ぶりに行動制限なしのゴールデンウイークで、アウトドア人気にも拍車がかかった。

(東海テレビ)

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