岸田首相は26日、記者会見を行い、ウクライナ情勢の影響で、上昇する食料価格について、輸入小麦の販売価格を当面の間、据え置くなどの対策を発表した。
岸田首相は会見で「食料などの価格上昇は、家計にとって重大な問題」とした上で、輸入小麦について「国際価格は足元で1割以上上昇しているが、9月までの間、政府の販売価格を急騰する前の水準に据え置く」と述べた。
あわせて、輸入小麦から国産の米や米粉、国産小麦への切り替えを支援すると述べた。また、水産加工業に、カニ・ウニ・イクラなどのロシア産水産物に代わる原材料の調達を支援することを明らかにした。