ピクニックなど春の行楽に欠かせないおにぎり。今、このおにぎりが様々な形に進化を遂げている。
オシャレな見た目&食べ応え抜群! デザイン性高い“おかずおにぎり”
インターネット通販サイト運営の企業が展開する、新潟市中央区の「KITAMAE(キタマエ)」。
県内各地の特産品が並ぶ店内で、一際目を引いていたのが「KOMESHIKA(コメシカ)」のブランド名で販売されている見た目も華やかなおにぎりの数々。

山中麻央アナウンサー:
鮭や卵などの具材が大きくてインパクトのあるおにぎり、煮卵やきんぴらなどの珍しい具材のおにぎりが並んでいます

クーネルワーク事業運営部 渡邊貴大さん:
「お米がおいしければ、みんな幸せ」というコンセプトから始まっている。お米文化のアップデートを行えたらいい

多くの人に新潟のお米のおいしさを再発見してもらおうと、見た目にもとことんこだわっているKOMESHIKAのおにぎり。

一度握ったご飯を半分にカットし、そこに具材を挟み込むことで、どの角度から見ても立体感あるデザインとなっている。

クーネルワーク事業運営部 渡邊貴大さん:
一つでご飯とおかずを一緒に楽しめるので、満足感はあると思う

SNS映えだけでなく、食べたときの満足感も重視するKOMESHIKA。さらなる進化を目指して、4月1日から販売を始めたのが揚げ物のおにぎりだ。
えびフライが2本入った『えびフライタルタル 』の味は…

山中麻央アナウンサー:
エビは肉厚でプリプリ食感。ご飯は甘くて粘り気があって、もちっとした食感が冷めてもおいしくて、おにぎりにぴったりです

おにぎりを購入した人:
これから公園に行って桜を見るので、お昼を買いに来た。見た目がきれいで、すごくおいしそう
クーネルワーク事業運営部 渡邊貴大さん:
KOMESHIKAのおにぎりを買って、そのままピクニックに出かけていただけたらいいなと思う

SNS映え間違いなし…どこか懐かしい迫力満点の“爆弾おにぎり”
一方、新潟駅構内にある「ぽんしゅ館」。
店内には通常サイズの種類豊富なおにぎりが並んでいるが、厨房をのぞくと、大量のお米を手にする女性の姿が。作っていたのは、その名も『爆弾おにぎり』。

ぽんしゅ館 山本かおりさん:
社長の思い付きで、「子どもの頃におばあちゃんから作ってもらった、真っ黒なノリで包んだ大きなおにぎり」を再現できないかと始めた

具材は佐渡産の黒豚そぼろなど14種類から選べるが、なんと言ってもこだわりはお米。使用する南魚沼産コシヒカリの精米は店内で行い、炊き立てを提供している。

そして、驚くべきおにぎりはほかにも。
長谷川珠子アナウンサー:
こちらの大爆弾おにぎり、ずっしりとしていて重さは約1.6kgもあります

4合ものお米が使われている迫力満点の『大爆弾おにぎり 2200円』。その作り方を見せてもらった。

①2つのどんぶりにご飯を盛り、真ん中に穴をあける。中に5種類の具材を入れていく。
ぽんしゅ館 宮野元さん:
爆弾おにぎり1個分と同じ量の具材を入れるので、結構量は多い

②どんぶりを合体させ、球体になったおにぎりをラップで包む

③ボールのように回転させ形を整えていく。ノリで包んだら完成!
ぽんしゅ館 宮野元さん:
かたくなりすぎず、ふんわりした食感を目指している

宮野さんは大爆弾おにぎり作り歴8年。作るときのコツは?
ぽんしゅ館 宮野元さん:
特にない。感覚が染みついちゃいました

衝撃的な見た目で、SNS映えすること間違いなしの大爆弾おにぎり。豪快にほおばると…

長谷川珠子アナウンサー:
お米に弾力があって、噛むたびに甘さが広がります。程よい塩気とのバランスがちょうどいい。大きな口を開けて、口いっぱいにおにぎりをほおばると満足感もあって幸せな気持ちになります

ぽんしゅ館 山本かおりさん:
お花見と一緒に、「こんな面白いおにぎりも食べた」という思い出も一緒に楽しんでいただけたら

一口食べればお腹にも記憶にも残るおにぎりを手に、花より団子な春のお出かけを楽しんでみてはいかがだろうか?
(NST新潟総合テレビ)