初の「電力需給ひっ迫警報」が出る中、岸田首相は22日、記者団の取材に応じ、節電への協力を国民に呼びかけた。
政府は、22日の午前8時から午後11時まで東京電力管内の電力需要が供給を上回り、電力が不足する可能性があるとして、「電力需給ひっ迫警報」を初めて出している。
岸田首相は22日、記者団の取材に対して「家庭や職場で暖房の設定温度を下げたり、使用していない照明消すなど、日常生活に支障のない範囲で節電に、国民の皆様にご協力頂きたい」と述べた。
これに先立ち萩生田経産相は緊急会見を行い、「このままでは東京電力管内で広範囲での停電を行わざるを得ない」と危機感をあらわにし、さらなる節電を呼びかけた。