北朝鮮の弾道ミサイル発射について、5日午前10時20分頃、岸防衛相が記者団に、推定の飛翔距離などを明らかにした。

岸防衛相は、「北朝鮮が、午前8時47分頃、北朝鮮西岸付近から少なくとも1発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射した」と明らかにした。また、「詳細は分析中」としたうえで、最高高度が550キロ程度、飛翔距離が300キロ程度と発表した。落下したのは、北朝鮮の東岸付近で日本の排他的経済水域(EEZ)の外側と推定している。

また、航空機や船舶などの被害情報はないとしている。一方、北朝鮮に対しては、大使館ルートを通じて抗議したことを明らかにした。

取材に応じる岸防衛大臣(午前10時すぎ 防衛省)
取材に応じる岸防衛大臣(午前10時すぎ 防衛省)
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