3月から、5歳~11歳の子どもたちへのワクチン接種が始まった。すでに接種券が届いている家庭もあるかもしれないが、「保護者の同意」が必要となる子どもたちのワクチン接種、保護者はどう考えているのか。

接種には保護者の同意と同伴が必要

宮崎市では2月24日、新型コロナのワクチン接種対象となる5歳から11歳の子ども、約2万7000人に対して接種券が発送された。

5歳から11歳の子どもに接種券を発送
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市では約20の医療機関で3月1日以降、準備が整い次第、順次個別接種が始まる。

また3月5日からは週1回、小学4年生から6年生を対象に集団接種も実施され、予約受付は2月28日から市のコールセンターなどで始まっている。

使用されるのはファイザー社のワクチンで、3週間の間隔を空けて2回接種する。接種には保護者の同意と同伴が必要で、予診票にも署名する欄がある。

 

感染と接種に対する不安…保護者たちの本音

「努力義務」ではない5歳から11歳のワクチン接種。わが子の接種について、保護者に話を聞いた。

30代母親(息子7歳):
コロナにかかるのも怖いし、だからって打つのも怖いし…どっちがいいのかなとは考えます。これ以上、感染者が増えるのなら打った方がいいのかなと思うけど、減っていくんだったらいいかなと思うし、難しい

40代父親:
安全だろうということで、受けてもいいのかなと思っています

――ワクチンの注射、受けたい?受けたくない?

9歳息子:
…受けよっかな。かかったら大変だから

40代夫婦(娘3歳と6歳):
子どもはまだちょと考えてないです。大人はいいんですけど、子どもはまだ不安かなというのがありますね

――お父さんとしては接種が始まったら?

40代父親(娘10歳と11歳):
ぜひ、打たせたい派ですね。やっぱり安心感ですかね。普通に生活ができるっていう…

インタビューに答えてくれた保護者たちの声はさまざま。やはり難しい判断だと考えているようだ。

最大の利点は「重症化しない」こと 子どもの意見は?

子どものワクチン接種について専門家は…。

ウイルス学専門 峰松俊夫医師:
今回のワクチン接種のメリットは、重症化しにくくなるというのが一番大事なところだと思っています。ワクチンは発症しないというのを評価の対象にするのではなく、重症化しないというのを評価の対象にしていただけたら

児玉泰一郎アナウンサー:
峰松さんに5歳~11歳のお子さんがいるとしたら、ワクチン接種についてどう考えますか?

ウイルス学専門 峰松俊夫医師:
迷わず打つと思います。子どもは軽症で済むと言われていますが、後遺症のことをすごく心配している方は多いです。ですが、後遺症の問題から言うと、ウイルスに感染しない方がいいということになります

今回のインタビューで、娘にぜひワクチンを打ってほしいと話したお父さん。11歳の娘はどう思っているのか。

11歳娘:
副反応がなかったらいいな~

40代父親(娘10歳と11歳):
難しいですね。自分も副反応があったので、それが子どもと考えると無理強いは(したくない)というところもある。メリットとリスクを考えて、ちゃんと説明して、本人たちの意見は尊重したいと思います

峰松医師によると、基礎疾患を持つ子どもをはじめ、高齢者や2歳未満の乳幼児と同居する子どもは、接種を推奨したいという。

県内では都城市が3月10日、延岡市が3月12日から集団接種を予定している。個別接種も行っているため、詳しくはお住まいの市町村に問い合わせを。

(テレビ宮崎)

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