岸田文雄首相は1日朝、記者団に対し、未明に行われたG7(主要7カ国)などの首脳との電話会議について、「唯一の戦争被爆国、被爆地広島出身の首相として、核による威嚇も使用もあってはならない」と表明したと明らかにした。
1日未明に行われた電話会議は、バイデン米大統領の主催で、G7の他、ポーランド、ルーマニア、EU、NATOの首脳が参加した。
岸田首相は1日朝、会議について記者団の取材に応じ、「ロシアのウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがすものである。国際社会が結束して毅然として対応することが重要だ」と表明したと明らかにした。
そして、「唯一の戦争被爆国、とりわけ被爆地広島出身の総理大臣として、核による威嚇も使用もあってはならない」と強調したと説明した