岸田首相は、28日夜、ロシアによるウクライナ侵攻に対する新たな制裁措置を表明した。
新たな制裁措置は、ロシア中央銀行との取引制限と、ウクライナの隣国でロシアに協力的なベラルーシに対する制裁の2つ。
ロシア中央銀行との取引制限について、岸田首相は、「国際社会におけるロシアへの金融制裁の実行性を高めるため」などと説明した。
また、ベラルーシへの制裁については、「今回の侵略に対する明白な関与」を指摘した上で、具体的には、ルカシェンコ大統領を含む個人団体への制裁や、輸出管理などの措置を講じるとした。
発表直前に岸田首相と電話会談したウクライナのゼレンスキー大統領は、これらの取り組みに対し、評価と感謝の意を表明したという。