ロシアの軍事侵攻が続く中、ロシアとウクライナの代表団の協議が先ほど始まった。
協議は先ほど、ベラルーシの国境付近で始まり、現在も続いているとみられている。直接協議は軍事侵攻後初めてで、ウクライナ側は先ほど、速やかな停戦とロシア軍の撤退が協議の目標だと発表したほか、現地に到着したロシア側の交渉担当者も早く合意に達したいと意欲を見せた。
しかし、実際の協議では、ロシア側が武装解除など厳しい要求をウクライナ側に突きつけるとみられていて、具体的な進展が得られるかは不透明だ。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、EU=ヨーロッパ連合への即時加盟に言及した。ロシア側の反発が予想され、協議にも影響が出る可能性がある。
各地で激しい戦闘が続く中、ウクライナ政府によるとこれまでに子ども14人を含む352人が死亡した。負傷者は1600人を超えていて、民間人の被害も広がっているとみられている。
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