岡山・玉野市の水族館に、ゴマフアザラシ2頭がお目見えした。北海道から到着したばかりの2頭は新しい水族館に興味津々。少し変わった行動も話題となっている。
2頭は泳ぎが得意
屋外プールでじゃれ合っているのは、まもなく2歳を迎えるオスのゴマフアザラシ「うるち」と「もち丸」。
体長130cm~140cmほどで、体重は約60kg。人間でいえば中学生から高校生ぐらい。

約200種類、1,200匹の魚や動物を飼育する玉野市の渋川マリン水族館。
2021年3月に2頭のゴマフアザラシを県外の水族館に返却して以来、アザラシはいなかったが、この度、北海道旭川市の旭山動物園から無期限で借り受けることができた。
2月18日に岡山に到着し、翌日から公開されている。

久保さち子記者:
2頭のゴマフアザラシは、のぞき窓から見ることができる。着いて間もないため、慣れるまで少し離れたところから見守ってほしいということ

渋川マリン水族館 岡秀彦館長:
好奇心旺盛でやんちゃなのかな?すごく元気で回転しながら泳ぐ。泳ぎが得意。下から水中を見られるので(泳ぎを)見てほしい

もち丸の行動の意味は?
ちょっと気になるというより心配になるのが、もち丸のこの行動。床にある穴に頭を突っ込んでいる。

館長の岡さんによると…
渋川マリン水族館 岡秀彦館長:
突き刺さっている感じだが、あの穴は排水口。勢いよく水が出ているわけではないので、引っかかって抜けられないわけではない。たぶん、新しい施設なので穴が開いているところが1カ所なので、そこに頭を突っ込んで物色していると思う

来館者:
びっくりしました、えっ!て。でも面白いです。あんまりあんな姿は見られないですよね

お茶目でやんちゃな2頭のゴマフアザラシ。渋川マリン水族館のアイドルになる日もそう遠くないよう。
(岡山放送)