コロナ禍で落ち込んだ利用者を回復させようと、岡山市の両備ホールディングスが、バスなどの公共交通の利用を訴えるラッピングバスを完成させ、2月21日に報道関係者に公開した。
利用者は2割減「乗って残そう」
綱渡り状態のバスのイラストと、「今、正念場ッス!」の文字が目を引く黄色い大型バス。両備ホールディングスが公共交通利用を訴えるため、22日から運行を始めたラッピングバスだ。


両備ホールディングスでは、コロナ禍で利用者が2割減ったため、公共交通の利用を促すキャンペーンを行っている。このバスは、そのメッセージを広く周知するために作られた。

両備バスカンパニー管理本部・石川亮シニアマネージャー:
乗って残そう公共交通ということで、1人でも多くの方に利用してもらえたら

このバスには乗車はできないが、今後は乗車率の少ない路線を中心に巡回するほか、イベントでの活用も検討しているという。
(岡山放送)