コンビニの温かい飲み物でほっと一息。お茶でもコーヒーでもなく、お湯はいかがだろうか?

”カフェインなし”求める声を受けて

ペットボトルに入った、温かい「谷川岳の天然水」。2月15日からセブン-イレブンの一部店舗で試験的に販売が始まった。

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コンビニの温かい飲み物コーナーに「カフェインが入っていないものが欲しい」などという声があったため、シンプルな“お湯”を商品化

このお湯を購入した人がツイッターに投稿すると12万件以上のいいねが付き、「待ってました」「出先で薬を飲むときにありがたい」などとホットな声が上がっている。

梅津弥英子キャスター:
私も早速いただいたんですけれども、ちょうど良い温度で体全体が本当に温まったんです。手軽でこれはいいなと思ったんですが、こういった健康や美容のためにお水を温めた“白湯”を飲む人のことを「白湯活」と言うんです。女性を中心に注目されているんですけど、加藤さん、白湯活って知っていますか?

加藤綾子キャスター:
白湯活という言葉は知らなかったんですけど、朝起きて1杯目は白湯でした。「白湯がいいんだよ」っていうのは聞こえてきていたんです。今、流行ってるんですね。

優しく体をあたためる 「白湯活」3つの効果

梅津弥英子キャスター:
「朝起きたときに白湯を飲むか」というアンケートでは、「ほぼ毎日」が33%で「たまに飲んでいる」が18%と、5割以上の人が「飲んでいる」と答えたんです。(「シティリビングWeb調べ」)

梅津弥英子キャスター:
では、白湯を飲むとどういった効果があるのか?管理栄養士の望月理恵子先生によりますと、まず白湯を飲むと体が温まります。腸の働きが良くなるので「便秘が改善」されます。そうすると腸内環境が良くなって、栄養の吸収がスムーズになるため「代謝がよくなる」。そして、肌に栄養が届きやすくなり、健康な肌細胞が作られるようになって「美肌になる」。このように美容と健康にいいんです。

元大阪府知事 橋下徹氏:
お茶とかコーヒーではダメなんですか?

梅津弥英子キャスター:
お茶やコーヒーも体が温まりますけれども、カフェインには体を冷やす効果がどうやらあるようなので、白湯の方が優しく刺激なく体を温められるということでした。

沸騰後50~60℃に冷まして…飲み方のポイントは?

梅津弥英子キャスター:
では、どのように飲むといいのか?一度、沸騰させてそれを50~60度に冷ますといいそうなんです。沸騰させることで不純物を飛ばすことができるということです。また、どれくらい飲むのがいいのかというと、1日に1.2リットル。これを6回ぐらいに分けるといいといいます。10分くらいかけてゆっくり飲むのがポイント。加藤さんがやっているように、朝起きた時あるいは寝る前がやっぱり効果的とのことです。

元大阪府知事 橋下徹氏:
でも、1.2リットルって大丈夫なのかな?僕はビールとかお酒も飲むから(それにプラスして)また1.2リットル飲んだら、もう体はプクプクになるんじゃないの?

梅津弥英子キャスター:
逆ですよ。ビールとかお酒飲むんだとしたら、利尿作用で水分が出ていますから。お水をやっぱり取る方がいいので、どうせ取るなら温かいお湯をおすすめします。ぜひ健康と美容のために、皆さんも白湯を取り入れてみてください。

(「イット!」2月21日放送分より)