FNNのまとめによると、19日、全国で、新型コロナウイルスに感染した人のうち、合わせて218人の死亡が報告されたことが分かった(確定値)。大阪府では31人、東京都で27人、愛知県で24人、神奈川県で17人、福岡県で16人、兵庫県で15人、千葉県で10人の死亡がそれぞれ発表された。東京都の死者数は過去最多。全員が70代以上で、およそ半分が高齢者施設や病院などの施設内感染だった。

全国の死者数は、2月に入り増加傾向が強まっている。15日から19日まで5日連続で200人を上回り、17日は過去最多の271人の死亡が発表された。

全国の重症者数は、18日時点で1480人。4日連続で1400人を上回っていて、高い水準で推移している。重症者が増えているのに伴い、死者数の増加傾向も止まらないの現状だ。

一方、全国の感染者数は、19日、8万1699人にのぼった。1日の全国の感染者数としては5日連続で8万人を超えた。東京都は、1万3516人で、11日ぶりに前の週の同じ曜日を上回った。大阪府は1万2451人だった。また、青森県が588人、香川県が495人で、いずれも1日の感染者数として過去最多となった。

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