緊急事態宣言下に銀座のクラブを訪れた責任をとって、自民党を離党していた松本純元国家公安委員長が復党し、麻生副総裁特別補佐に就任した。
松本氏は1日、自民党本部を訪れて麻生副総裁と面会し、「副総裁特別補佐」に任命された。松本氏はFNNの取材に「落選中の身ではあるが、これまでの経験を生かし、政策立案などに微力を尽くして参ります」とコメントしている。
松本氏は、2021年1月、緊急事態宣言下に銀座のクラブを訪れた責任を取って自民党を離党し、みそぎと位置づけた先の衆議院選挙で無所属で立候補し落選した。落選後まもなく、自民党への復党届を提出、党本部側も了承したものの、地元・神奈川県連が反発し、復党はいったん白紙に戻っていた。
松本氏は、その後も地元の有権者の署名を集めるなどの活動を続け、先週、県連総務会で復党が正式に認められた。