北朝鮮がきのう30日、中距離弾道ミサイル「火星12」型の発射実験を通常よりも高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で行ったとけさ31日の労働新聞が写真付きで報じた。
写真ではミサイルの先端部分に取り付られたカメラで撮影した地球も公開していて、高い高度でもミサイルの姿勢を制御できていることをアピールする狙いもあるとみられる。
北朝鮮は「兵器システムの正確性と安全性、運用効果を確認した」としていて、実戦配備が可能な状態であると示唆した形だ。
きのう30日、午前7時52分頃、日本海に向けて発射されたミサイルを指すとみられる。
北朝鮮が中距離級以上の弾道ミサイル実験を行ったのは、2017年11月に、ICBM=大陸間弾道ミサイルを発射して以来。

