岸防衛相は、陸上自衛隊の輸送機オスプレイが配備されている千葉県・木更津駐屯地を視察し、2025年までに佐賀空港へのオスプレイ配備を進める計画を改めて示した。
国内で唯一、陸上自衛隊の最新鋭輸送ヘリコプター・オスプレイが配備されている千葉県・木更津駐屯地を視察した岸防衛相は、自ら機体に乗り込み、上空を約10分間周遊した。

尖閣諸島周辺などで中国が海洋進出を強める中、隊員約1000人を前に行った訓示では、「約6800の島しょを抱える我が国において、領土を断固として守り抜くためには、空中機動力を生かして、部隊を迅速に展開することが求められてる」と述べ、南西防衛におけるオスプレイの役割を強調した。
また、2025年までに佐賀空港にオスプレイを配備する計画について、「スケジュール通りに遅れることなく進めていきたい」と強調した。
