愛媛県の山あい、久万高原町の「道の駅」に新しいご当地の味が登場した。背景には、地元産の野菜や果物を豊富に扱う、道の駅ならではの出来事があった。

甘党にオススメ…「人生で一番」激甘カレー

名護谷希慧アナウンサー:
久万高原町の「道の駅みかわ」です。ここで新たな名物が誕生したということでやってきました。新しい年に、新しい味。いいですね

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江ノ上敦士さん:
地域おこし協力隊として、商品の開発を担当しています

名護谷希慧アナウンサー:
今、新しく誕生したものがあると聞いたんですが

江ノ上敦士さん:
“激甘のリンゴカレー”です

商品開発を担当する江ノ上敦士さん

江ノ上さんいわく、「人生で一番甘いカレー」という激甘カレーとは…

名護谷希慧アナウンサー:
フルーツ乗ってるんですね! 斬新なカレー

江ノ上敦士さん:
リンゴですね、ジャガイモ入ってないんですよ

名護谷希慧アナウンサー:
甘い! びっくり! ルーがすごくリンゴの味がしますね、しっかりと

江ノ上敦士さん:
3分の1以上はリンゴで、テニスボールサイズのリンゴくらいは全部まるっと入ってます

江ノ上敦士さん:
僕的には、好みか好みじゃないかというと、ノーコメントなんですけど(笑) 甘党の人は絶対これおいしいだろうなと。砂糖の甘さじゃなくて、リンゴを全面に押し出して

見た目はカレーだが、リンゴのすりおろしを口にしているような、フシギな味わいが楽しめる。
生まれた背景には、地元産の野菜や果物を豊富に扱う道の駅ならではの出来事があった。

江ノ上敦士さん:
リンゴ農家さんが何軒かあるんですけど、リンゴの集荷で産直もやってるので、そこに行ったら、奥の方で形の悪いもの、小さいもの、1個だけ傷があるとか、味はいいんですけど売り物にならないと。リンゴが泣いてたんですよ。それをどうにかできないかと思って

3秒後に…“激辛”ジビエカレー

そして、カレーといえば、やっぱり辛くないと…
「激辛イノシシカレー」は、同じく江ノ上さんが2020年に開発したジビエカレーだ。

名護谷希慧アナウンサー:
見た目は、普通のカレーですね、真っ赤とかではない。駄目だ!辛っ!

その辛さに驚く名護谷アナ

江ノ上敦士さん:
けいれんする人もいたので、しゃっくりが止まらない人もいたので。3秒後くらいにきますね

名護谷希慧アナウンサー:
3秒後くらいにきて、なくならない

江ノ上敦士さん:
やっぱり商品は楽しく作って、本当はおいしいんだけど、無駄になっているリンゴが生き返って喜んでるのを自分も喜んで、リンゴも喜んでもらえたらなって

激甘リンゴカレーのほか、地元自慢の味がずらりと並ぶ道の駅で、江ノ上さんイチオシの美川土産を教えてもらった。

江ノ上敦士さん:
「里山グラノーラ」です

久万高原産のトマトや期間限定の旬のフルーツを使ったものなど、この日のラインナップは10種類。

イチオシだという「里山グラノーラ」

名護谷希慧アナウンサー:
選ぶのも楽しそうですけど、グラノーラが今、キテるんですね

江ノ上敦士さん:
キテますね、この山に

地元の香木を使用…人気のグラノーラ

そこで、人気のグラノーラを作っている木村章子さんを訪ねた。

名護谷希慧アナウンサー:
10種類をおひとりで作られてるんですか?

木村章子さん:
いろんなものを使ってみると楽しくなってしまって、増えてしまいました

明るい笑顔で迎えてくれた木村さんは、実はトマト農家。好きなお菓子作りを生かして、手作りのグラノーラを道の駅などで販売するようになった。

木村章子さん:
これがクロモジの葉なんですけど、久万高原町にたくさん自生している日本固有の香木です。スッとした感じの、でも、なにか甘いような香りがするんですけど

名護谷希慧アナウンサー:
ミントのような、鼻を抜けるような

木村章子さん:
このパウダーをたまたまもらって作ったのが余ったので、なんとなくグラノーラをやり始めたのが本当においしくて。ワー!ってなるくらいおいしかったので、その時のトキメキじゃないですけど

そんなトキメキを多くの人に感じてほしいと、地元のクロモジを生地に練りこんだグラノーラを商品化したのが、「里山グラノーラ」の始まりだった。

名護谷希慧アナウンサー:
グラノーラって作れるんですね

木村章子さん:
簡単、シンプルなんですよ。簡単だからアレンジしたくなるって思ったので

焼いてほぐすを数回繰り返して、きれいな焼き色がつくと完成だ。

クロモジの香りが漂うグラノーラ

名護谷希慧アナウンサー:
ドライフルーツとかアーモンドとかも入って。おいしい! 香ばしさがフワッときて、あとからクロモジの香り、風味がちゃんとありますね、ほんのりした甘さがいい

木村章子さん:
おすすめなのが、アイスなどとあわせてパフェみたいにして食べてもらったり、ちょっと楽しい

木村章子さん:
身近な所にこんなすてきなものがあるし、すてきな方がそれを作ってるし、自分も実際農家で育てるってことをしているので、使うなら、そういう背景があるものって、すごく魅力的だなと思ったので。そういうものを使って、作ってみたいなと思って作ってます

(テレビ愛媛)

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