東京でも積雪を観測した1月6日、SNSでは雪遊びをしている投稿が多く見られた。そんな中、ある形をした“雪だるま”がTwitterに投稿され話題になっている。

母の悲鳴で何事かと思ったらさっき作った雪だるまだった。
自「雪だるま作るって言ったじゃん」
母「人型とは思わないじゃん!!」
人型…

「人型…」といったコメントと共に投稿された写真に写るのは、人が地面に座っているかのように見える雪像。たしかに、何も知らずに遭遇すると悲鳴をあげてしまいそうだ。

提供:やーこさん
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「雪だるま作る」と聞いて想像するのは、大小の球体が2つ重なった“雪だるま”のはず。

この投稿にTwitterユーザーからも「怖い怖い」「うちでも叫びそう」「クオリティ高すぎ」といったコメントが集まり、4万4000いいねが付いている。(1月13日時点)

家の前を通った中学生が悲鳴

この“人型雪だるま”を作ったのは、「くだらない事を全力でやるのが生き甲斐」だという投稿者のやーこさん(@yalalalalalala)。そもそもなぜ、こんな雪だるまを作ったのだろうか? また完成度が高いが、初めて作ったのだろうか?

やーこさんに話を聞いた。

ーー作ったきっかけは?

久々の積雪に完全に正気を失った状態で作りました。作っている最中は母が何度もドアから顔を出し(雪だるまは死角です)、「良い加減にやめろ」と言ってきたので、娘(30代)が雪遊びをして母親に怒られるという地獄絵図が近所に公開されました。


ーー出来栄えはどう?

母の顔が何回も玄関ドアから出てくるので1時間くらいで制作中止になりました。これから造形を整えるという一番楽しいところで打ち止めになり不服でした。

なので筋肉の流れや関節の位置が不自然だなぁと思いましたが、今ではそれはそれで味があって良いか…と思っています。

提供:やーこさん

ーー雪だるまを見たお母さんは、何か言っていた?

「なんか…あれみたい…溶岩に飲み込まれて亡くなった人がいて…流し込んで人型にしたやつ…」と、石膏という言葉が抜け落ちていますが、ポンペイ遺跡の事を言っていました。その後は「恐怖に駆られた通行人に蹴り倒されないかしら…」と心配する心優しい一面も垣間見せてました。(頑なに自分では様子を見に行きませんでしたが)

他にも「ただただ恐怖。雪だるまを作るといって1時間も帰ってこないし、説得してやっと帰ってきたと思ったら何か恐ろしいのがうちの表札下に座ってるし、本当に何やってるのか謎」「いつも通りといえばいつも通りだけど」だ、そうです。ほぼ悪口です。


ーー周囲の反応はどうだった?

・父は「なんかヤベェの座ってるぞ、アレは何だ?」と尋ねてきました。
・朝うちの前を通った中学生が悲鳴あげていました。
・雪で興奮した三歳児が脱走したそうなのですが、この雪だるまの前で機能停止していて無事母親に確保されたようです。この時点で自分より近所に貢献してます。
・散歩中の犬に吠えられていました。

提供:やーこさん

2日目くらいで“天に還った”

ーー作るのは今回が初めて?

雪が積もると珍しいなぁくらいのところに住んでいるので、何年か前に作ったのが初めてで、今回は2回目です。
※編集部注:前回も“人型”で、地面にうつ伏せで倒れた人の“雪だるま”を作っていた。

数年前に作った作品(提供:やーこさん)

ーー現在はどうなっている?

2日目くらいで天に還りました。結構早かったです。


ーー話題になったけど、どう思う?

まさかこんなに話題になるとは思っていなかったので、驚きましたが嬉しいです。あとは、コメント欄の皆さんのセンスが光っていて読んでて楽しかったです。

提供:やーこさん

ーー反響はあった?

Twitterでは「悲鳴上げるわ」「そもそもダルマじゃない」「ポンペイ遺跡」「完全に嫌がらせ」などいろんな反響がありましたが、現実でも大体同じで、加えるとしたら何匹かの犬に吠えられたくらいです。

あと、一生陽にあたることのないと思っていた自分が前に書いた露出狂と出会った話もついでに読んでくれている人がいて、それも嬉しかったです。


ーー次はどのような作品を作りたい?

今回は志半ばで作業を中断させられたので、もし来年作る事があれば心ゆくまで筋肉の流れや関節の位置を調整して、より肉体構造に違和感のないように仕上げたいです。でも、近隣住人に「頼むからやめてくれ」と言われたらやめます。

提供:やーこさん

母親だけでなく、通行人や散歩中の犬も驚かせたというこの雪だるま。なお今回は、近所の子ども達も雪で遊ぶため、雪の量が足りず、一体しか作れなかったそうだ。次に雪が降った際は、どんな雪だるまを作るのだろうか? 3作目が楽しみだ。