中央アジアのカザフスタンで、車の燃料の値下げを求め、市民が暴徒化している。

カザフスタンでは車の燃料となる液化ガスの1リットル当たりの価格が年明けから2倍に引き上げられた。値下げを求めるデモが全土に拡大していて5日未明には最大都市アルマトイで警察と市民が衝突するなどこれまでに190人が負傷している。

事態を受け、トカエフ大統領は非常事態宣言と夜間外出禁止令を発令するとともに、価格高騰の原因を作った内閣の総辞職を承認したが、事態の沈静化は見えていない。

車の燃料値下げ求め、市民が暴徒化
車の燃料値下げ求め、市民が暴徒化
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国際取材部
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