前ワクチン担当相の自民党・河野広報本部長は、26日朝のフジテレビ「日曜報道ＴＨＥ　ＰＲＩＭＥ」に出演し、3回目のワクチン接種について、全国一律ではなく、可能な自治体から開始することを容認すべきだとの考えを示した。

河野氏は番組で「何か足並みを揃うのを待っていて、皆が打てませんというよりは、できるところから打ってもらうというのが、国民の健康を考えた時に最適なのだと思う」と述べた。
政府が1回目・2回目の接種用として配送し自治体に在庫として残っているワクチンについて、「自治体にGOサインを出せば打てる」と指摘。そのうえで「できない自治体はやらなければいいが、やれる自治体にはどんどんやってもらえばいい」と述べ、「今、日本でできる最大限のスピードで打つのが国民のためだ」と強調した。

一方、市中感染が確認された都市部に優先的に供給すべきかについては、自治体の接種能力を理由に、「感染が拡大しているからというのはあまり意味がない」と否定的な見解を示した。

政治部

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