国土交通省と気象庁は、24日午後3時から、今週末から来週にかけて、大雪に警戒するよう緊急の呼びかけを行った。また、大型トラックなど業務用の自動車が、冬用タイヤを付けずに大規模な立ち往生などを引き起こした場合、悪質な事例については行政処分を行うとしている。
気象庁によりますと、日本の上空に強い寒気が流れ込むため、25日から28日頃にかけて、強い冬型の気圧配置になる見込み。そのため北日本から西日本の日本海側を中心に、荒れた天気や大雪となる恐れがある。また太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる恐れがあるという。
国土交通省は、大雪の場合は不要不急の外出を控え、大雪による車両の立ち往生に充分に警戒して、冬用タイヤやチェーンを早めに装着するよう呼びかけている。さらに、冬用タイヤなどを付けずに大規模な立ち往生を引き起こした大型トラックなど業務用の自動車に対し、悪質な場合には行政処分を行うとしています。