高校生らが雪崩に巻き込まれ死亡した事故の裁判で、東京高裁は引率した教師3人のうち2人について、実刑を言い渡した一審判決を破棄し、執行猶予付きの判決を言い渡しました。
この事故は2017年、栃木・那須町で雪崩が発生し、大田原高校の生徒7人と教師1人が死亡したものです。
一審の宇都宮地裁は、業務上過失致死傷の罪に問われた猪瀬修一被告(59)、菅又久雄被告(57)、渡辺浩典被告(63)に禁錮2年の実刑判決を言い渡しましたが、3人は控訴していました。
東京高裁は判決で、猪瀬被告と渡辺被告について「役割や過失の程度から破棄を免れない」として一審判決を取り消し、禁錮2年・執行猶予5年を言い渡しました。
一方、菅又被告の控訴は棄却し、一審に続き禁錮2年の実刑判決を言い渡しました。