新型コロナウイルスへの感染対策でさまざまな取り組みが行われる中、「キャッシュレス決済」はここまで進んだ。
クレジットカードやスマホを取り出すことなく買い物ができる「指輪」だ。

安野陽介 ディレクター:
すみません、本ください。キャッシュレス決済でお願いします

「ピー」

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安野陽介 ディレクター:
スマートフォンでもキャッシュレス決済ができる世の中ですが、今やこのかっこいいリングでできちゃうんです

「指輪をかざすだけ」のキャッシュレス決済

キャッシュレス決済ができる指輪「エブリング」。2021年12月、北海道江別市の書店に展示場が開設された。
内部にICチップが搭載された、コロナ禍で非接触の決済ができる指輪。価格は1万9800円。Visaの決済に対応した店舗で使用することができ、指輪をリーダーにかざすだけだ。

エブリング 富重豪さん:
コロナ禍の影響で、お金の受け渡しやクレジットカードの暗証番号の入力の際に、なるべく物に触らずに終わらせたいという方のニーズが上がってきている

充電は不要で、完全防水のため指輪をしたまま手を洗うこともできる。お金はスマホのアプリでチャージする。

エブリングを初めて見た人は…

来店者:
面倒くさくない。これをかざすだけだったら。でも他の人に使われる心配は?

機能停止も「スマホ」で…寒い冬に実感する便利さ

確かに…。なくしてしまいそうなサイズで、セキュリティの心配はつきまとうが、機能の停止もスマホで簡単にできるということだ。

展示場は2022年3月までの予定で、その場で購入が可能。

寒い季節は、手袋をはめたままだと財布から金を出したりスマホを起動したりするのが難しいが、この指輪なら手袋をはめたまま利用もできる。

またメーカーでは、今後自宅玄関の鍵を開けられるような生活の様々な場面で活用できるようにしたいとしている。
一歩先行くキャッシュレス決済が、コロナ禍の新しいスタイルになるのか注目だ。

(北海道文化放送)

北海道文化放送
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